公開日時:2025-06-02 更新日時: 2025-06-18

Macで株取引ツールを使いたい人へ|ParallelsでWindows環境を簡単構築!

MacでWindows専用株ツールは使えない?対応方法をわかりやすく解説

「MARKETSPEED II」「 kabuステーション 」「スーパーはっちゅう君」など、国内大手証券が提供する高機能株取引ツールの多くは、Windows専用で設計されています。

Macユーザーは、こうしたツールを使えずに困っているケースも多いのではないでしょうか?

  • 板情報・チャート分析ができない
  • 自動売買ツールが動かせない
  • API連携での取引ができない

この記事はこんな方に向けています

  • Macを使っているが、株の高機能ツール(kabuステーションなど)を使いたい方
  • Windows専用の板情報・チャート分析・自動売買ツールにアクセスできず困っている方
  • MacでAPI連携や自動売買を構築したいと考えているトレーダー
  • Parallelsなど仮想化ソフトの選び方・使い方を知りたい方
  • 「Macだから…」と投資環境をあきらめかけている方

このページでは、Macユーザーが Parallels Desktopを活用して「 kabuステーション 」などのWindows専用株ツールを快適に動かす方法をわかりやすく解説します。

環境構築の手順や仮想化ソフトの比較、 自動売買 への応用まで、実体験を交えながらお届けします。

Macでも諦めない!仮想化ソフトでWindows株ツールを動かす3つの方法

「… kabuステーション はWindows専用株ツールか…仕方がないので諦めよう。」

と、諦めるのはまだ早いです!

実はこれらの制限は、仮想化ソフト( 仮想環境 )を使うことであっさり解消できます。
とはいえ、仮想化ソフトにもいくつか種類があり、それぞれ特徴や対応状況が異なります。

そこで、代表的なソフトを比較してみました。

ソフト名

特徴

対応状況

Parallels Desktop

高速・安定・UIが使いやすい。初心者にもおすすめ。

Appleシリコン対応済み

VMware Fusion

商用向けで安定性あり。やや上級者向け。

一部制限あり

VirtualBox

無料で使えるが動作はやや不安定。

Appleシリコン未完全対応

いずれも一長一短ありますが、Macで株ツールをストレスなく動かしたいなら「 Parallels 」が最有力だと感じています。

少なくとも筆者自身の体感では、

  • ✅ 他の無料仮想化ソフトに比べて「動作が軽く・安定しており」
  • ✅ 自動売買やリアルタイムチャートもストレスなく動かせる

という点で、Parallelsが圧倒的に快適でした。
この記事では Parallels を使って実際に環境をする手順等をざっくり解説します。

MacでWindows株ツールを快適に使うならParallels!その理由とは?

Parallels Desktopは、Macユーザーにとって最も使いやすく、安定性のある仮想化ソフトの一つです。

  • macOSとWindowsを同時に操作可能
  • Appleシリコン(M1/M2/M3)に最適化されており高速動作
  • ワンクリックでWindows環境を構築できる初心者向け設計

kabuステーション のように、リアルタイムの価格取得や チャート 描画、 API 通信を伴うツールも快適に動作します。

実例:ParallelsでMacにkabuステーションをインストールする手順

ここからは実際に、 Parallels を使ってMacに kabuステーション 環境を構築する手順をご紹介します。

kabuステーション 」を使うには、 三菱UFJ eスマート証券 の口座が必要です。

Parallels公式サイトからインストーラーをダウンロード

まずはParallels公式サイト からインストーラーをダウンロードしましょう。

ダウンロード自体は2〜5分ほどで完了します(ネット回線にもよりますが、そこまで重くはありません)。

指示に従ってインストール(無料トライアルあり)

インストーラーを起動したら、あとは画面の指示に沿ってクリックしていくだけ
ParallelsはUIも洗練されていてわかりやすく、初めての方でも迷わず進められるはずです。

インストールには5〜10分程度あれば十分。無料トライアル期間もあるので、まずは気軽に試してみるのがおすすめです。

Parallels のインストール完了まで:合計10〜15分程度が目安

Windows環境でkabuステーションをインストール

Parallels 上のWindowsが起動できたら、あとは通常のWindowsとほぼ同じ操作感で作業できます。
ブラウザで「 kabuステーション 」を検索し、 三菱UFJ eスマート証券 の公式ページからインストーラーをダウンロード → 実行するだけ。

より詳しい手順はこちらでも紹介しています。

無事kabuステーションが起動!他の株ツールも同じ手順で使えます

起動が確認できたらその他必要な実行環境を導入すれば 自動売買 API 連携も可能になります!

今回は「 kabuステーション 」を例に紹介しましたが、 Parallels を使ってWindows環境を構築できれば、他のWindows専用株ツールも基本的に同じように動かせます。

Macだからといって取引環境を妥協する必要はありません。 Parallels を導入することで、Mac上でも「ほぼ普通のWindowsマシン」として快適にトレード環境を整えることができます。

VirtualBoxやVMwareは使える?Parallelsとの違いを比較解説!

仮想化ソフトには Parallels 以外にもいくつか選択肢があります。
無料で使えるものもあり、試してみたい方には検討の余地がありますが、それぞれ一長一短です。

VirtualBox(Oracle製)

  • 完全無料で使える仮想化ソフト
  • ただし、Appleシリコン(M1/M2/M3)への対応は未完成
  • 動作も不安定で、自動売買やリアルタイム性が求められる用途には不向き
  • 「とりあえず試してみる」にはアリだが、実用面では厳しい

VMware Fusion

  • 無料ライセンスあり
  • Appleシリコン対応版も登場しているが、動作はやや重め
  • ダウンロードページやライセンス申請が少し(結構)分かりづらく、初心者にはややハードル高め
  • UIは少しクセがあるが、慣れている人には選択肢になり得る

ParallelsをMacで使って感じたメリット・デメリットを正直レビュー!

私自身も、 Parallels 上で kabuステーション を日々動かしながら 自動売買 の開発・検証を行っています。(本番は AWS で運用してます)

  • ✅ 起動や動作は非常にスムーズ
  • ✅ API連携での注文やデータ取得も安定
  • ✅ Macの他作業と並行してトレード環境を維持可能

仮想環境 とは思えないほど自然な操作感で、「Macでは無理」と思っていた株トレードが環境実現できています

Parallelsの価格や注意点は?導入前に知っておくべきポイントまとめ

必要なスペック

  • メモリ:8GBでも動作は可能ですが、快適に使うなら16GB以上が理想です
  • ストレージ:Parallels本体、Windows OS、株ツールを合わせて40〜50GB程度の空き容量を確保しましょう

ライセンスについて

  • Parallelsは有料ソフトで、サブスクリプション(定期課金)か買い切りのプランがあります。無料トライアルも用意されているので、まずは気軽に試せます
  • Windows OSはMicrosoft公式のライセンスが必要です。Appleシリコン搭載MacでもARM版Windowsの認証が可能です

より詳しい情報や最新の価格については、

Parallels公式サイト

をご確認ください。

Macユーザーも安心!Windows専用株取引ツールを使う使うならParallelsが最適な理由

Macで本格的に株取引や 自動売買 をしたい方にとって、Parallels Desktopは非常に心強い選択肢です。

  • Macの上でWindowsを快適に動かせる
  • kabuステーションはもちろん、他の主要証券ツール(ネットストック・ハイスピード、MARKETSPEED IIなど)も基本的に動作可能
  • API連携や自動売買の開発環境もスムーズに構築できる

今回は「 kabuステーション 」を例に紹介しましたが、Windows専用の株ツール全般に応用可能です。

Parallels Desktopを導入する事でMacの環境に縛られることなく、自分に合った取引スタイルを選べます。
VMwareや VirtualBox といった無料の選択肢もありますが、導入のしやすさ・パフォーマンス・安定性の点で、 Parallels が圧倒的におすすめです。

まずはParallelsの無料トライアルで、その快適さを実感してみてはいかがでしょうか?

👉 Parallels Desktopを今すぐ試してみる(公式)

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

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