公開日時:2025-12-02 更新日時: 2025-12-03

生き残る為の損切りの基本と心構え | コツコツドカン・損切り貧乏を防ぐ【初心者向け】

👋 初心者向け!損切りの基本と心構え

トレードを始めたばかりだと、「損切りって必要なの?」と思う方も多いはず。
でも損切りは、利益を伸ばすためにも、資金を守るためにも、絶対に欠かせない基本中の基本です。

この記事では、初心者向けに損切りの意味と、最初に知っておくべきポイントをまとめました。

💡 最初に: トレードと投資における損切りの考え方

トレード( 投機 )と投資は似ているようで、実は考え方が違います。

長期でじっくり株や投資信託を保有する場合は、
損切りはほぼ不要。場合によっては、してはいけないことも多いです。

しかし、短期~中期のトレードでは状況が変わります。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード

こういった「短期~中期トレード」で損切りができない=かなり高い確率で退場のリスクがあります。

✅️ 短期トレードの難易度は高い。でもリターン効率は圧倒的

筆者的には、短期トレードは“修羅の道”と言っても差し支えないほどの難易度だと感じています。
なんとなくでトレードをすると、ほぼ確実に負けます。
これは脅しではなく、事実として「根拠のない取引は一貫性がなく、結果が安定しない」ためです。

ただし、正しく続けられるようになるとリターンの伸び方は長期投資とは段違いです。
もちろん、相応の準備・検証・損切りルールが前提ですが、
「難しいが、成果が出ればリターン効率は圧倒的」というのが筆者の実感です。

💡 特に小資金を効率よく増やしたい場合、短期トレードは数少ない現実的な選択肢 になります。

👥 この記事は誰向け?

  • トレードを始めたばかりの初心者
  • 損切りの重要性を理解したい人
  • コツコツドカンなど典型的な初心者の失敗を避けたい人
  • OCO注文や逆指値を使ったリスク管理を学びたい人

📖 この記事でわかること

  • 損切りとは何か、基本の意味と実例
  • 損切りの目的:資金を守る・冷静な判断・次のチャンス
  • レンジ相場とトレンド相場での損切りの違い
  • コツコツドカンの典型的パターンと失敗の回避方法
  • 注文と同時に逆指値(OCO注文)を入れるメリットと使い方
  • 小さく試すポイントと過去データでの損切り精度向上法
  • 「損切り貧乏」の概念と回避ポイント
  • 守るべき場面での損切りと、切らなくていい場面の判断基準

📺 この記事の内容は、下記の動画でもわかりやすく解説しています!

現在チャンネルはリニューアル中です。(※部分的に非公開になっています)近日、新しい動画・キャラクターで公開予定!

「読むより観たい派」の方は、まずこちらの動画をどうぞ!

❓ 損切りとは何か?|含み損を減らす基本

損切りとは、含み損が出ているポジションを「ここまで来たら諦める」と決めて売ることです。

損を受け入れるのは勇気がいりますが、損切りをしないで含み損が膨らむと、後で取り返すのは非常に大変です。

例:株を1000円で購入した場合

  • 「損切りライン」を950円に決める
  • 株価が950円まで下がったら自動で売却 → 損失を確定

これが損切りです。

🎯 損切りの目的|資金と心理を守る

損切りをする理由は大きく3つあります:

  1. 資金を守る

    損が膨らむ前に手を打つことで、トータルの資金を守れます。

  2. 冷静な判断を維持する

    含み損を放置すると、感情的に売買してしまいやすくなります。

  3. 次のチャンスを作る

    損切りで資金を残しておけば、別の有利なチャンスに参加できます。

💡 損切りは“保険”であり、負けないための必要経費です

⚠️ 損切りしないとどうなる?|レンジ相場の罠

トレードを始めて間もなくは、損切りしなくても問題なく見えることが多いです。
これは相場のほとんどがレンジ(横ばい)だからで、しばらく持っていれば戻ることもよくあります。

しかし!ここが落とし穴

レンジ相場では損切りしない方が良く見えるだけ。
本物のトレンド(強い上昇/下落)が出ると、一気に取り返しがつかなくなります。

  • 小さな含み損が一気に膨らむ
  • 気付いたときには追証レベルまで逆行

典型的な「コツコツドカン」のパターン:

  • 損切りをせずコツコツ勝つ
  • →勝ててる気になる
  • →トレンド発生で一気に大損失

💡 筆者もはじめて間もない頃、「逆張りでコツコツ勝つ → トレンド発生でドカン」を経験。
損切りルールの重要性を痛感しました。

🧭 初心者が理解すべき損切りの真実

  • レンジ相場は「錯覚」を起こしやすい(損切りしない方が良く見える)
  • トレンド相場は「破壊力」が桁違い(損切りしないと一気に終わる)

💡 初心者におすすめ!逆指値(OCO注文)で損切りを入れるクセ

初心者がやりがちな失敗は、「損切りしなきゃ」と思いつつも、我慢して損が膨らむこと。

そこでおすすめなのが、注文と同時に 逆指値 で損切りを入れるクセです(OCO注文)。

例:株を1000円で購入した場合

  • 同時に950円に逆指値を設定
  • 株価が950円まで下がったら、自動で損切りが実行

✅ OCO注文は、指値と 逆指値 を同時に出せる便利な注文方法です。

小さく試すポイント(初心者向け)

  • 最初は1%下がった場所や直近底値を割ったタイミングなど、少額損で感覚を掴む
  • 小さく試すことで心理的負担が減り、損切りのクセを自然に身につけられる

過去データで精度を上げる(慣れてきたら)

  • 過去チャートで損切りラインを検証
  • トレンドや値動きの幅に応じて精度を高める
  • 初心者は、まず損切りのクセをつけることが最優先

⚖️ 注意!「損切り貧乏」にならないように

損切りは重要ですが、何でもかんでも切ればいいわけではありません。
「損切り貧乏」
とは、含み損が少し出ただけで次々に売ってしまい、利益を伸ばせない状態です。

損切りは“保険”であり、勝つための必要経費です。 ですが、
「損切り貧乏」の状態は、本来不要な保険にいくつも契約しているようなものです。

例:不要な保険を重ねるイメージ

  • 車に乗っているときは車両保険が必要
  • → その上でバイクの保険も入る
  • → さらに自転車保険も心配だから入っておこう。    

 こういった不要な保険を重ねるのが“損切り貧乏”のイメージです。

✅️ つまり、「守るべき場面」では損切りは必須でも、「切らなくていい場面」で連発すると資金が減り続ける。この両方を理解しておくことが大切です。

回避のポイント

  • 値動きの幅や相場状況に応じたルールを決める
  • 重要な支持線やトレンドを意識して「我慢するべきか」を判断
  • 小さな損失を恐れすぎず、安易に切らないバランスを意識

✅ まとめ|損切りで資金を守る

  • 損切りは「損を出すこと」ではなく「資金を守ること」
  • 注文と同時に逆指値を入れるクセをつけると初心者でも安心
  • 最初は小さく試して感覚を掴むことが重要
  • 安易に切ると「損切り貧乏」になるので注意

関連リンク

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※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

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